医療について考える

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看護師さんの告白 (2)

 


初回お伝えした「エンゼルケア」の話を読んで、
強烈なインパクトを受けませんでしたか?

 

 

2回目はナースと患者との微妙な関係について
お伝えしていきます。

 

 

『ナース裏物語 白衣の天使たちのホンネ』の著者、
中野有紀子さんはこの本を書く意図を次のように
述べています。

 

「この本で“看護師”という仕事の偽りの無い姿を
知っていただけたら、患者さんにとっても、看護師を
目指す人にとってもいいことなんじゃないかな、
と思うんです。

 

(中略)

 

ナースだって“人間”、それを分かっていただけるだけで、
患者さんとの距離もぐっと縮まりますし、治療する際に、
より良いコミュニケーションができていくんじゃないかな、
と思います」

 

 

単なる暴露本ではないということを理解していただきたい
と思います。

 

 

世間では、よくこう言われます。

 

「お客様は神様です」

 

病院にとっても患者さんはお客様です。
であれば、患者さんは神様のはずですね。

 

ところが、お客様の中には困った人もいるのです。

 

 

不良患者“ブラックリスト”

 

中野さんは3つ例をあげています。

 

・ クレーマー

 

・ 踏み倒し

 

・ ☓☓中毒

 

 

クレーマーは病院に限らず、どこにでも出てきます、

 

学校の場合では、「モンスターペアレント」が有名ですね。

 

以前読んだ、

 

[新装版]社長をだせ! 実録 クレームとの死闘 川田 茂雄

 

の中に、カメラメーカーのサービスセンターを訪問した
クレーマーの実態が書かれていました。

 

 

中古品を購入し、写りが悪いから新品を交換しろと
要求したり、旅行中に撮った写真が全く写っていないので、
旅費を弁償しろと言い張っていたが、実はその場所には
旅行に行っていなかったとか…

 

 

呆れは実態がこれでもかこれでもかというほど書かれて
いました。

 

著者が自ら体験した「事件」ばかりです。

 

素晴らしいのはクレーマーの不当な要求に屈せず、
すべて解決したことです。

 

 

クレーマー

 

病院でのクレーマーは次のような例があるそうです。

 

「ちょっとした腹痛などで外来に診察に来ても、後から、
『全く治療をしてくれなかった。私を殺す気か!』
とクレームの嵐。」

 

その後も「“あの治療が気にくわない。あの治療が
不満だ”と延々とナースに向かって不満を訴え続け
るんです」えるためにこういったひどいクレーマーは
結構いるそうです。

 

 

踏み倒し

 

治療費や入院費を踏み倒す患者さんもいるそうです。
これはご時世なのかもしれません。

 

 

☓☓中毒

 

「よく、ハルシオンなどの睡眠薬を得るために、不眠症
を装って外来を訪れる人がいます。こういうときは、
本当にその症状で苦しんでいるのか、それとも単に薬が
目当てなだけなのか、見極めが難しいところ。こういった
薬が、1錠いくらで売られていたりするみたいです」

 

困ったことですね。病院を悪用しようとしているわけ
ですから。

 

対応次第ではクレーマーにもなりかねません。

 

 

 

ナースの立場から見た医師について面白い話が
書かれています。

 

題して[整形外科はナンパ天国

 

整形外科の患者のケースを取り上げましょう。

 

整形外科の患者は骨折や外傷で入院している人が
ほとんどということです。

 

そうした患者は足や手が動かなくても、他の部分は
健康なわけです。さらに他の科よりも平均年齢が
若い独身男性が少なくないといいます。

 

そのような状況ですから、身近なナースへのナンパが
頻発してしまうという状況を作り出していると言えます。

 

 

ナースが患者と飲み会や合コン、デートをすることも
実際にあるそうです。

 

でも病院は感知しないのだろうかと疑問に思いますよね?

 

「プライベートのことって、個人の裁量に任されているんです。
病院迷惑をかけない限り、患者さんと恋に落ちてもうるさく
言われません。それに退院後なら、自分から話さない限り
あんまりばれることはないですからね」

 

納得しました。

 

 

以前、別のページで知り合いが入院中にナースと親しくなり、
結婚したという話を書いたことがあります。

 

中野さんの話を読むと、こうしたケースは例外ではない
のですね。

 

 

 

次回は、ナースのプライベートについてお伝えします。

 

 

 

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