医療について考える

男性と女性の違いは?(2)

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男性と女性の違いは?(2)

 


前回、男女の違いは脳に違いがある、というお話をしました。
今回は、染色体に違いがあるという事実をお話します。

 

 

染色体

 

染色体は23組、つまり46本あることは広く知られています。
22組は男女に違いはありません。

 

残り1組の染色体が男女を分けます。

 

 

X染色体とかY染色体という言葉を見たり聞いたりしたことが
あるでしょう。

 

その表現を使えば、22組はすべてX染色体で男女共通です。
残り1組がX染色体であれば女になり、XとYの異なる染色体で
あれば男になります。

 

 

22組の染色体を常染色体、1組の染色体を性染色体と
いいます。

 

 

 

減数分裂

 

男性と女性の生殖細胞合わせると、染色体は2倍含まれる
ことになってしまいますね。そのならないために染色体を半分
ずつにするのです。よくできたシステムですね。

 

その過程が“減数分裂”といわれるものです。

 

そして、半分ずつの染色体2組を合わせて1組の染色体を作る
ことになります。

 

 

やっかいな問題があります。

 

減数分裂の過程で異常が発生すると、染色体の分離不全が
起こります。高い頻度の先天異常のダウン症が典型です。

 

23組の染色体のどこで分離不全が起こるかというと、21番目と
わかっています。

 

 

具体的には、染色体が1本多くなるのです。
そして、その分離不全は母親の卵子の方に起こることが
明らかになっているそうです。

 

 

高齢出産とダウン症の因果関係があるのはそのせいです。

 

 

最近、晩婚化が進み高齢出産が増えるにつれて、
こうした危険性は高くなってきます。

 

 

一方で、出生前診断が行われ、ダウン症とわかった時、
産むか産まないかの決断は決して簡単なことではないでしょう。

 

 

産むか産まないかの決断を迫るのは、男性の無責任と
言われても反論の余地はないでしょう。

 

 

 

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